初釜の大福茶は青竹(ようじ)で梅をさし口に含みながらお茶を頂きます。なかなか青竹が梅に刺さらず苦戦しながらも梅を口に入れると思わず“すっぱい”と口をすぼめたり、目をつむったりしていましたが、終わった後「すっぱかったけどおいしかった」という声が聞かれました。1年元気に過ごせますように、又病気にならないことを祈って梅の種は男の子は左、女の子は右のポケットに大切に入れました。

<ちなみにそれぞれの由来や意味は…>
~蓮来飾り~

~めでたい飾り~
季節に合った花、咲きがけた花


蝋梅
(ろうばい)

椿
”紅侘助”
(つばき)
(べにわびすけ)
~大福茶(おおぶくちゃ)~
抹茶の中に千歳の梅が入ったもの。村上天
皇が疫病になった際に梅干しを入りのお茶を
飲んで治ったところから始まっている。

~落雁(らくがん)~
四国徳島の和三盆を使っ
たお菓子で正月特有のもの
である。

